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綿矢りさ「故人について書くということ(大江健三郎)」
綿矢りさ「故人について書くということ(大江健三郎)」
(『文藝春秋』2025年1月号・特集「昭和100年の100人」)
(『文藝春秋』2025年1月号・特集「昭和100年の100人」)
2024年12月13日
2024年12月13日
12月10日に発売された『文藝春秋』2025年1月号(新年特大号)では、昭和100周年記念として「昭和100年の100人(高度成長とバブル編)」という特集が組まれています。
昭和を彩った文化人、スポーツ選手、政治家、経営者などについて綴られた文章の数々。
そのなかには、作家・綿矢りさ氏による大江健三郎氏をめぐるエッセイ「故人について書くということ」が含まれています。
仕事で大江氏と共にフランスへ行った際のエピソードや、『取り替え子(チェンジリング)』から考えた「故人について書くこと」の難しさなど、多彩な内容が詰まっています。
綿矢さんには先日、大江健三郎文庫の見学にお越しいただきました。
このエッセイでは、大江氏の自筆原稿画像データの閲覧を通して感じ取った「推敲の妙」についても触れてくださっています。
ぜひご覧ください。
(菊間晴子)