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講演会「草稿から見えてくるもの―「大江健三郎文庫」開設を記念して」
2024年3月7日
3月15日、日仏会館ホールにて、大江健三郎文庫開設を記念した講演会が開催されます。
講師は安藤宏教授、村上克尚准教授です。
安藤先生は文庫の設立までの経緯について、村上先生は文庫所蔵の大江健三郎「空の怪物アグイー」(1964)草稿の読み解き可能性について、それぞれお話されるとのことです。
大江健三郎氏の逝去から1年。
その貴重な自筆原稿を所蔵し、デジタルアーカイブとして公開する文庫の意義や、今後の研究の展望について知ることのできる機会かと思いますので、ぜひ会場にお越しいただければ幸いです(要事前登録)。
詳細は以下をご参照ください。
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草稿から見えてくるもの―「大江健三郎文庫」開設を記念して(加藤周一記念講演会、日仏文化講演シリーズ第381回)
【講師】安藤宏(東京大学)、村上克尚(東京大学)
【司会】中地義和((公財)日仏会館副理事長、東京大学名誉教授)
【日時】2024年3月15日(金) 18:00-20:00
【会場】日仏会館ホール(東京都渋谷区恵比寿3-9-25)
【定員】130
【参加費】一般1,000円、日仏会館会員・学生 無料
【言語】日本語
【主催】(公財)日仏会館
フランス文学研究から出発して豊穣な文学世界を創造した故大江健三郎氏は生前、自筆原稿を母校に寄託する意向をお持ちでした。それを受け、2023年9月、東京大学大学院人文社会系研究科・文学部内に、「自筆原稿デジタルアーカイヴ」「関連資料コレクション」「書誌情報データベース」からなる「大江健三郎文庫」が開設されました。同文庫設立の準備に深く関わってこられた安藤宏教授にその経緯をお話しいただき、気鋭の大江研究家村上克尚准教授には、初期の作品「空の怪物アグイー」を対象に、草稿研究がもたらす新たな読みの可能性を具体的に示していただきます。
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(菊間晴子)